バフェット流「ポートフォリオ作成」
ウォーレン・バフェットは、自分がこれだと心底思った株式銘柄しか購入しません。
たとえ、仕事上の関係者などがこの銘柄が良いとすすめたりしても、あくまで自分が良いと思った
ものしか興味を示さないという徹底した性格なのです。
ですので、ウォーレン・バフェットは「フォーカス投資」のポートフォリオを運用しています。
フォーカス投資とは20銘柄以内に集中したポートフォリオのことで、その少数銘柄に全投資資金
を集中投資するためのものです。
たとえば野球でも、ホームランを打つ秘訣というのは、やみくもにバットをふらず、自分が打てる
と思うボールが来るのを待って、いざそのボールが来たら全神経をこめて振りぬくことなのです。
この方法を実践すると、かなり好成績の打率を残せるのです。
なぜなら、この手法は自分がもっとも得意とする方法に絞ったやり方だからです。
この方法を株式の世界にも取り入れると、株式市場の平均を上回るような収益をあげることができる
というわけです。つまり、少数の狙い目の銘柄が来る機会を待つわけです。
また、フォーカス投資がかなりの有効性を示す理由として、市場株価の推移が長期的には企業の価値
の変化とほぼ一致するからです。もちろん、短期的に見れば事業の進展以外の要素にも左右されて
株価は企業価値に対して上下に大きく変動するので、フォーカス投資の有効性は、長期に銘柄保有を
することによって、その真価が発揮されます。
そして、年に1回程度、株主資本利益率や営業利益率の変化、負債の水準、設備投資の必要額、
利益の伸び率などのいくつかの指標をチェックします。
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