バフェット流「株式の分析法」
1) 株価でなく企業を見る
ウォーレン・バフェット流の投資法でもっとも重要なことは、「株価ではなく企業を見ること」と
いえます。銘柄選択の際に、企業を経営者の目線でみて株式を考えるということです。
ですので、彼はまず、株価の動きを見ることなく、知りたい企業の特性分析から入ります。
そして、自身が明日からその会社の最高責任者に就任するつもりで、その企業の経済性をチェック
します。
チェック項目としては、たとえば、企業の理念や社長のあいさつ、経営の方針、財務の方針などです。
そして、企業の価値を計算して、その後に株価を見るのです。
投資家と経営者は、根本的には同じものを求めているので、経営者と同じ方法で企業を見ることが
重要になります。両者の違いとしては、経営者は企業の全てを得ているのに対して、投資家は企業の
一部を買いたいだけであることです。
企業がおこなっている事業の将来性を見据え、経営者を評価し、そして投資すべき金額を決めていき
ます。ポイントは、何と言っても企業全体を所有しているオーナーと同じ執念を持つことです。
2) 株式購入の際に安全余裕度をつける
自分が思ったように経済の予測ができない場合は、企業へのポートフォリオ配分を少なくすることも
1つの手です。なぜなら、このようにすればたとえ想定外の株価下落が起こっても、損失が最小限に
抑えられるからです。
予測の立てにくい状況での株式購入では、十分な安全余裕度を見込んでおくことも必要なのです。
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